町家かわら版

「博多町家」ふるさと館トップページ > 町家かわら版 > 博多あれこれ > 博多にわか

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大
  • 最大

博多にわか

2009年10月 1日 20:36

P1100003.JPG

「博多のもんと福岡のもんは昔から喧嘩ばっかりしよったとな?」
「いいや、どちらも川ば挟んで仲があ(那珂川)よか」

博多にわかは素人の即興喜劇です。
起源は定かではありませんが、江戸中期以降から地口オチを主体とする
話芸として庶民の間で流行りだし、さらに劇(段もの)に発展していきました。
顔が半分隠れる半面やぼてかづらを着けて、風刺の効いたシャレを即興で考えて 演じます。
江戸末期には料亭や遊郭での遊びとなって、しだいに街頭で演じられるように なりました。
明治になって町家の主人たちがにわかの組を作り、盛んになりました。
明治30年代には、市内十数か所に仮設舞台を作り、お盆の16日に競演。
博多の町は笑いの渦に包まれたといわれています。
大正に入るとプロのにわか師も現れます。
戦後は、組も減って、本格的な段ものも見られなくなり、ひとりで演じる
一口にわかが主体となりました。
平成14年福岡市の民俗無形文化財に指定され、愛好者たちによって
伝統の芸能が守られています。


| machiya | 博多あれこれ | - | - |

前のページに戻る



| 「博多町家」ふるさと館について | イベント情報 | みやげ処 | 交通案内 | 町家かわら版 | 館長だより |

このページの先頭へ