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社日祭(お潮井取り) 筥崎宮・箱崎浜

2010年8月26日 16:03

春分、秋分の日に一番近い戊(つちのえ)の日におこなわれるのが筥崎宮の社日祭です。

博多では古くから箱崎浜の真砂をお潮井といい、「てぼ」と呼ばれる竹かごに入れて持ち帰り、玄関先に下げておく風習があります。これは、日々身を清めるために家を出るときに少しつまんで体にかけます。災いを除き福を招くといもいわれるこの砂は、山笠でも7月1日と9日に男衆が箱崎浜に行き、身の清めと祭りの期間中の安全無事を祈るために「てぼ」に入れて持ち帰ります。

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また、今ではすっかり食べなくなりましたが、この社日の日にはタコを食べます。社日ダコといって中風にかからないためのまじないといわれています。これは明治の頃、放生会のときに露店を出した昆布屋さんが、台風と連日の雨で大損。困りはてて浜に立っていると、小さなタコがたくさん打ちあげられていたので、秋の社日の日に「中風よけになりますバイ」と売り出したところ大当たり。それから社日ダコの名が始まったというもの。さらにある高僧が知恵をつけたという説もあるそうですが、定かではありません。

なんとも、のどかな明治のころのお話です。


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