
「博多曲物展」Hakata Magemono 2023.9.26-11.26

博多曲物 展
Hakata Magemono
“日本の工芸、すがすがしき木肌の美”
会期:2023年9月26日(火)~11月26日(月)
会場:「博多町家」ふるさと館 展示棟2階
杉や檜(ひのき)を曲げて作る曲物という器。天然の素材のみをつかい、製法はシンプルで、古代から日本人にもっとも親しまれてきた道具の一つである。最近では曲物の弁当箱など木本来の持つ性質を生かした優れた道具としてその良さが見直されている。
ここ博多には、伝統工芸品として博多曲物がある。筥崎宮に縁が厚く、博多の暮らしのあらゆる場面で使われてきた。たとえば、ポッポ膳という子供の祝い膳はハレの日を彩る。
博多曲物の家業を代々受け継ぎ、筥崎宮の神輿(しんよ)の錺(かざ)り職の伝統を守る柴田家、今回はその十八代玉樹氏による博多曲物の日用の道具、茶道具、新しいデザインの道具類をご覧いただく。